岩倉山岳会沿革

1………沿革

 

 岩倉山岳会は平成7年4月20日、岩倉を中心として近隣の市町村から、広く山の愛好者が集まり、会員22名をもって創立されました。これより3年間、活動の拠点を喫茶「シャルレ」とし、月2回の例会を中心に着実に活動を積み上げてきました。

 平成8年5月には、愛知県山岳連盟に加盟。日本山岳協会の遭難対策保険にも加入でき、より安全で充実した登山活動ができるようになりました。 平成10年に岩倉市体育協会への加盟打診があり、その準備段階として活動拠点を岩倉市総合体育文化センターに移すとともに、市の広報を通じ新たに会員募集の呼かけなどをし、平成11年度より正式に岩倉市体育協会に加盟しました。

 また、平成11年秋からは市民登山教室も開始。毎年、春と秋の市民登山教室は人気の高い岩倉市の恒例行事となっています。

  平成15年度には、創立10周年を記念し、10山ラリーを実施。ランク別に未登頂の山に10山以上登る事を目標にしたり、1年間を通して、登山した山の数や標高の合計を競い合うなど、活発で意欲的な登山活動を展開しました。

 

2………活動内容

 

 私たちの岩倉山岳会は、ハイキングから夏山の縦走までを中心として活動する、いわゆる「山旅」を中心とした社会人山岳会です。したがって、冬山登山や岩壁登はんは、会の活動としては実施していませんが、万一のために会員個人が各種の講習会に参加し、技術の修得には心掛けています。したがって、会員の山登りの志向も幅広く、個人山行ではブームになっている日本百名山のピークハントはもちろん、春の雪山や山スキー、雪上キャンプやクロカン、沢登りや岩登り、山菜採りや渓流釣まで幅広く活動しています。

 会員数はおおむね40名前後を推移しており、年齢構成も30代から60代まで幅広く、男女比は3:2ぐらいとなっています。

 活動回数は、会員それぞれに個人差は大きいですが、年間を通じて毎週例会山行を計画し、年間に50数回の例会山行を実施しています。また、個人山行も活発で、年間に250回前後の個人山行が報告されています。

 その他、市からの委託行事として、春と秋の2回、市民登山教室を実施しています。毎回65名程度の規模で、連続参加の方も多くなり、登山愛好者拡大に貢献しています。さらに、ボランティア活動として、春と秋の2回、ガン患者の方に生きる意欲をもっていただくことを目的に、ハイキングの引率をしています。会員が患者になられた縁で始まり、病院の先生、看護婦さんの同行はもちろん、つきそい家族も含めて総勢50名近くになることもあります。

 岩倉山岳会は初心者がいつでも加入できる山岳会です。興味のある方は岩倉市総合体育文化センター、または代表者にお問い合わせください。

 

3………主な年間行事

 

■ 主な年間行事
毎  週 例会山行 3月春分の日 総会
毎月2回 例会 (主に水曜日) 7月〜9月 夏山合宿
春秋2回 ヘルスアップ教室 11月最終土曜日 忘年会・忘年会山行
1月1日 御来光登山 2月に2回 理事会